「赤本」を使い、大学合格に近づこう!
最終更新日:2021/08/27
こんにちは。四谷学院あざみ野教室です。
今日は、「赤本」の使い方についてお話していきます。
夏休みも終わりに近づき、受験本番まであと残り半年となってきました。
夏休みの間に基礎を固め、少しずつ問題演習に入ってくる受験生も増えてくる
時期になります。そんな中で利用率が高まってくるのが「赤本」です。いわゆる、大学の過去問集ですね。
この「赤本」を使用するにあたって意識してほしいポイント等を今回はお話していきます。参考にしてください。
「赤本」をなぜ使う?
まずは「赤本」を使う理由やメリットを知ることで、明確な目的をもって
取り組めるようにしましょう。
何より、勝負は相手を知ること、自分を知ることから始まります。相手の情報が分からないまま勝負に挑むのは無謀です。そうならないように「赤本」を上手く活用しましょう。
①志望校の出題傾向を知る
まずは、相手を知ることから始めましょう。
「赤本」の最大のメリットは、過去問を通して志望校の出題傾向や出題形式を
把握できることにあります。これが相手を知るということです。
入試問題の傾向や形式は、国公立大学や私立大学で大きく異なります。「赤本」を解くことで、勉強をする際に意識するポイントを押さえることができ、漠然と勉強を続けるよりもモチベーションを維持しやすくなります。
②自分の実力を知る
続いて、自分について知りましょう。
志望校に受かるために必要な実力がついているかを確かめるために、過去問を解いてみましょう(具体的な取り組み方は後述します)。
自分の今の実力だけでなく、弱点分野を知ることにもつながり、今後の学習スケジュールの修正を行うことができます。
「赤本」の使い方
「赤本」を使う目的やメリットを知ることができたので、実際に「赤本」を使っていきましょう。これから順番に効果的な使い方をお伝えしていきます。
①本番と同様の時間で問題を解く。
②自己採点を行い、自分の実力がどの程度かを確認する。
③解説を読み込んで理解する&今までに学習した教科書等と照らし合わせて、知識の定着を図る。
④今後の学習スケジュールの修正を行う。
①本番と同様の時間で問題を解く
まず、「赤本」を使うときは本番と同様に時間制限を設けたうえで問題を解きましょう。
ただし、制限時間内に解き終わらなかったとしても、焦る必要はありません。
この経験から、本番で1つの問題にどの程度時間をかけられるのかを知ることができます。限られた時間で最大限の点数を得点できるようにこれから学習を進めていけば良いのです。
②自己採点を行い、自分の実力がどの程度かを確認する
自分の実力を測る際に参考にするのが、合格最低点です。
合格最低点に届かない場合は、どの程度点数が不足しているのか、点数を上げるにはどの教科を重点的にやれば良いのかを分析すれば、効果的な対策を立てられます。
③解説を読み込んで理解する&今までに学習した教科書等と照らし合わせて、知識の定着を図る
解説を読み込んでいくと、知識不足で解けなかった問題、初めて出会った問題といった様々な発見があります。
自分が忘れてしまっているものに改めて使用している教科書等の見直しを行いましょう。加えて、自分が忘れてしまっている知識や初めて知ったことなどはノートにまとめていくのがオススメです。過去問で出題されているということは、今後も出題される可能性が高いので定着させましょう。
④今後の学習スケジュールの修正を行う
「赤本」を解き、相手のことを知り、自分のことを知ることができると、今後の計画を変更する必要が生じてきます。最初に立てた計画にこだわりすぎず、臨機応変に計画を修正しましょう。
最後に
いかがでしたか?今回は赤本の使い方についてお話してきました。まだ意識できていないという点があったら、ぜひ今日から意識していきましょう。
ちなみに「赤本」を使う際に、記述や論述が出題されている場合は、必ず学校の先生や塾の先生に採点・指導を行ってもらうようにしてください。自分の記述のクセを見つけてもらえます。
四谷学院では大学受験指導の経験値が高い講師が揃っています。受験期は、最後まで先生に指導・添削を行ってもらい、第1志望校合格に向けて頑張りましょう!
次回は「9月からの学習」についてお伝えしていきます。次回ブログもぜひチェックしてみてください。
こんな記事も読まれています
前の記事 » 夏休みの宿題の定番「読書感想文」
次の記事 » 先輩方の経験を後輩の力に!