中学受験で英検は何級から有利？受験を控えた小学生が英検を受けるべき理由を解説

こんにちは！四谷学院個別指導教室の古川です。

中学受験を控える小学生にとって、英検（実用英語技能検定）の取得は武器になります。また、英検の取得に向けて学習することで、語学力の向上や学習の習慣化にもつながるでしょう。

このように、英検の取得にはさまざまなメリットがあります。

本記事では、英検の概要や英検を取得するメリット、英検の勉強方法について解説します。中学受験を目指している場合は、この記事を参考にしてください。

英検（実用英語技能検定）とは

英検（実用英語技能検定）は、公益財団法人 日本英語検定協会が実施する、受験者の英語力を測る検定です。

準1級・準2級を含めた5級から1級までの7段階の級があり、英語レベルに応じてどの級からでもスタートできます。

それぞれの級で求められる学力は以下のとおりです。

英検とTOEIC・TOEFLの違い

TOEICは仕事や日常生活での英会話能力を測定するためのテストであり、TOEFLは大学や大学院レベルのアカデミックな場で求められる英語力を測定するためのテストです。

それに対し、英検は国内進学や海外留学などに活用できるテストです。中学受験にも活用可能なため、中学受験を目指している場合は英検を受けるとよいでしょう。

英検に合格すると中学受験にどのようなメリットがあるのか

英検に合格すると、中学受験において加点や試験免除などの優遇を受けられることがあります。

例えば、英検4級以上を取得すると、多くの中学校で優遇を受けられるでしょう。

さらに、英検3級以上を取得すれば、英語の学科試験の免除を受けられる場合があります。

ただし、すべての学校に適用されるわけではないため、志望校にこのような優遇制度が設けられているか事前に確認することが大切です。

中学受験対策と併用ができる英検の勉強方法

英検の5級と4級では筆記とリスニングの試験が行われ、希望すればスピーキングテストを受けられます。

そして、3級以上では一次試験と二次試験が実施され、一次試験では筆記試験が、二次試験ではスピーキングテストが行われます。

英検対策は受験勉強にもプラスになり、効率よく学習を進められるでしょう。

ここでは、筆記とリスニング、スピーキングテストそれぞれの学習方法を紹介します。

筆記の勉強法

英検の筆記対策において、まず重要なのは単語の暗記です。英検5級では300～600語、4級では600～1,300語、3級では1,250～2,100語程度の単語を覚える必要があります。

英単語帳を使って反復学習し、過去問に取り組むことで単語が定着しやすくなります。

リスニングの勉強法

リスニング対策では、リスニングに毎日時間を割くことが大切です。併せて、英検公式サイトで公開されている音源や参考書の活用し、過去問を繰り返し解きます。

過去問を解く際は、実際の試験時間を意識して取り組むのがポイントです。解いたあとは、理解を深めるために解き直しを必ず行いましょう。

スピーキングテストの勉強法

前述したように、英検の5級・4級ではスピーキングテストを任意で受けられますが、3級からは二次試験でスピーキングテストが行われます。

3級のスピーキングテストは、面接官と対面して自分の考えを英語で伝える形式の試験です。面接官と対面して英語を話す際の緊張を軽減するためには、普段から英語に触れ、口にする練習が欠かせません。独学でのスピーキング対策が難しい場合は、予備校の利用を検討しましょう。

四谷学院の個別指導で中学合格を目指そう！

一部の中学校では、英検取得者に対して加点や試験免除などの優遇制度を設けています。そのため、中学受験を目指すなら3～4級以上の取得を目指すのがおすすめです。

3級からは二次試験で面接官との対面形式で行われるため、しっかりと準備しましょう。

英検や中学受験の合格を目指すなら、四谷学院の個別指導がおすすめです。

講師1名に対して生徒1～2名で授業を行うため、自分のペースで学習を進められます。わからないことがあれば、すぐに講師に質問することも可能です。

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