受験生はインフルエンザワクチンを打つべき?打てなかった場合の対策も解説
最終更新日:2020/11/06
大学の受験シーズンは、風邪やインフルエンザの流行期と重なります。試験日当日に体調が悪いと、本来の実力が発揮できません。また、試験前に体調を崩すと十分な準備ができないため、メンタル面にも大きな影響が出ます。
そこでこの記事では、受験生がインフルエンザワクチンを打つべき時期と、打てなかった場合の対策を解説します。
目次
受験生はいつインフルエンザワクチンを打つべき?
ワクチンは、インフルエンザが流行する前に打たなければなりません。ただし、予期せぬ副反応が生じる可能性もあるため、綿密なスケジュール調整が必要です。
受験生がインフルエンザワクチンを打つべき理由
試験会場には、大勢の受験生が集まります。試験会場のロケーションによっては、ラッシュ時に公共交通機関を利用しなければなりません。このように、“3密”を避けられない状況では、新型コロナだけではなくインフルエンザにもかかりやすくなります。
しかし、インフルエンザはワクチン接種で予防が可能です。たしかに、インフルエンザワクチンは万能ではなく、接種しても罹患する可能性は否定できません。しかし、接種しておけば症状が軽くなるケースが多く、身体的・心理的ダメージも少なくなります。
特に、2020年度の受験シーズンは新型コロナウイルスの流行も危惧されているため、一つでもリスクを減らすことは大きなメリットになります。 受験という大切なシーンで後悔しないために、可能な限りインフルエンザワクチンを打つことをおすすめします。
インフルエンザワクチンはいつ打てばいいの?
インフルエンザワクチンは、接種後に発熱などの副反応が一時的にあらわれることがあります。また、ワクチンを接種しても、効き目があらわれるまでに2週間はかかります。したがって、入試直前ではなく少し余裕をもって接種しましょう。なお、効果の持続期間は5ヵ月ほどです。
例年、インフルエンザは12月~3月に流行しますが、流行の開始時期は毎年異なります。できれば10月中、おそくとも12月中旬にはワクチンを接種[4] して受験に備えましょう。
インフルエンザワクチンを打てなかった場合の対処法
2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響でワクチン接種希望者が殺到する可能性があります。インフルエンザワクチンを接種できなかった場合は、感染症対策をしっかりしましょう。
手洗いをしっかり
公共交通機関を利用したあと、人の集まる場所へ行ったあとは、手洗いをしっかりしましょう。登校後、学校で手を洗うのも忘れないでください。
手洗いは、ハンドソープなどを使って30秒以上おこないましょう。2度洗いすると、ウイルスの除去率が高まります。
外出時はマスクを着用
外出時は、マスクを着用しましょう。感染予防には不織布マスクが有用ですが、入手できない場合はガーゼマスクでも良いです。マスクの外側は、ウイルスなどが付着している可能性があるため、マスクにふれたら手洗いを忘れないようにしてください。
適度な湿度を確保
空気が乾燥すると、のどの粘膜の機能が低下してインフルエンザにかかりやすくなります。エアコンを使うと空気が乾燥しやすくなるため、加湿器などを利用して湿度を保つようにしましょう。
加湿器などを使えない学校や予備校では、マスクを着用してのどの乾燥を防ぎましょう。
無理をしない
受験が近づくと無理をしがちですが、体をしっかり休めなければ抵抗力が落ちてしまいます。夜は早めに寝て、朝型生活にリセットするのも良い方法です。規則正しい生活をして、抵抗力を落とさないようにしましょう。
栄養バランスの良い食事を心がける
バランスの良い食事を摂ることも大切です。おにぎりやサンドイッチは手軽ですが、野菜やたんぱく質が十分に摂れない場合があります。コンビニやファーストフード店などで食事をすます場合は、+αでサラダを摂りましょう。たんぱく質がたっぷり含まれているプロテインバーなどを間食に取り入れるのもおすすめです。
食事の管理は家族の仕事になると思うので、受験生が利用しやすいコンビニやファーストフード店で野菜やたんぱく質の摂取量を増やせる方法を提案しました。
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