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大学受験のリスニング対策って何をすればよいの?

最終更新日:2021/09/24

こんにちは。四谷学院八王子教室です。
近年の入試では、かつてよりも英語のリスニングの重要性が高まってきています。
一方で生徒から何をしてよいかわからないという質問が多いのもリスニングです。
そこで今回はリスニング対策のポイントについてお話します。

リスニングの対策というと、とりあえず音声を聞き流していますという人がいるのですが、ただ英語の音声を聞いているだけでは、リスニング力は上がっていきません。
そしてついつい対策を後回しにしてしまいがちですが、入試の直前に集中して音声を聞いたからといって、すぐに成果がでるものでもありません。効果的なリスニング対策のポイントを3つに絞って紹介します。

①文法・語彙・構文が最重要

リスニングの問題を解くときに、実際に流れた音声と選択肢が言い換えられていることがよくあります。そのため音声の聞き取りだけではなく、聞いた内容を正しく理解できなければ意味がありません。

内容を正しく理解するには、文法・語彙・構文をきちんと理解しておく必要があります。
耳を鍛えることももちろん重要ではあるのですが、大前提として英語力を高めるために必要な、文法・語彙・構文を疎かにすることがないようにしましょう。

②リスニングに必要な知識を押さえておこう

実際に問題を解いて、スクリプトを見たときに「え?この単語だったの?」という経験がある方も多いのではないでしょうか?
英語には単語と単語がつながると音が変化したり、脱落したりする音声変化のルールがあります。また、文章の中では強形・弱形といって強調して発音されるものとほとんど聞こえないように発音されるものがあり、これにもルールがあります。

自分だけでこのルールを見つけていくのは非効率ですし、ルールを知らずに闇雲に聞いてもいつまでも聞き取れないので、早めにルールを押さえておくようにしましょう。

③自分で声に出してみる

リスニング用の教材を聞いたら、音声を真似して自分でも実際に声を出してみましょう。スクリプトを見て音読したり、音声に続いてシャドーイングしたりするのがオススメです。

実際に声に出してみると、文の中で英語の音声変化に気づきやすくなったり、音声のスピードに慣れやすくなります。また自分が聞き取りにくい部分を何度も繰り返して音読することで、だんだんとその音に慣れて聞き取れるようになっていきます。新しい問題を次々に聞くよりも、同じ素材を繰り返すのが効果的です。

④実際に問題を解いてみる

当たり前かもしれませんが、実際に問題が解けるようになるためには実戦あるのみです。
実戦していくなかで、問題をどこまで先読みしておくのが良いか、この大問はここを意識して解くようにした方が良い、どこまで粘るべきでどこから次に切り替えなければいけないのか、など確認しておくべきポイントはたくさんあります。

単語帳や長文読解の音声を聞いて音読するだけではなく、実際にリスニングの問題を解いてどんなところを意識しなければいけないか確認し、失点したところは随時、修正するようにしましょう。

最後に

今回は英語のリスニング対策についてお話しました。ぜひ参考にして、リスニング力を上げていきましょう!
次回のブログもチェックください。

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